『ハーバードの人生を変える授業』

幸せに精神的に豊かに生きるための糧を、本に求める人は多いでしょう。

私もその一人ですが、自己啓発書や心理学書よりも、物語から学びや感動を得るほうが好きです。フィクション・ノンフィクションを問わず、人の生きざまを追体験する中で教えられることが少なくありません。
それでも、図書館に行けば、心理学・自己啓発コーナーに足を運びます。自分の心の(枯渇?)状況によって、手が伸びる時と、全く気が向かない時があります。

先日は、飢えていたわけではないけれど、タン・ベル・シャハー著『ハーバードの人生を変える授業』という本が目に止まり、借りてきました。
恵まれた家庭環境に生まれた私でしたが、小学校高学年から色々な事がありました。比較的幸せな結婚生活を送りながらも、人生は予期せぬ展開を見せました。そんな中ここ10年位で私が学び実感してきた幸せな生き方のポイントが、この本に網羅されていました。

あらら~! っていう感じです。

やっぱりね。と確認したり励まされたり。

でも、もっと早く知っていたら、とは思いません。
しんどい思いをしたからこそ、シンプルな原則の価値を実感できるのだと思うからです。

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“The Lost Boy” (『It(それ)と呼ばれた子‐少年期』)

図書館で見つけた”The Lost Boy”という本。母親に虐待された子の自伝で、”The Child Called ‘It'”(『それと呼ばれた子』)の続編です。幼少期を描いた最初の本は残念ながらありませんでしたが、自伝ながら推理小説以上の引き込む力があり、一気に読んでしまいました。

子供への虐待については痛ましいニュースで知るくらいの私には、衝撃の内容でした。

人間の本性は善だと信じ、そこに根差した原則を実践することで幸せをつかんだ、多くの実例を見てきました。

が、そこに描かれた著者の実母は、自分の子供にどうしてここまで“邪悪”であり得るのか? と思わざるを得ない人物でした。彼女だけを見ると、平和や人類愛を語ることに絶望的な気持ちになります。

一方で、様々な事情で親と暮らせない子供たちを引き取って育てている、里親たちがいます。里親といったら、一人の子供を引き取るのかと思っていましたが、そこに描かれた里親たちは、自分の家に何人もの子供(収容人数の限り)を引き取っているのです! 中には、政府から支給される養育費を目当てに里親になる人もいるかもしれません。けれど、ある夫婦は、30年以上にわたって、何十人もの子供たちを面倒み、世に送り出してきました。里子が道を踏み外しそうになれば、必死に諭し、労力を惜しまず、守ろうとします。

その純粋で、大きな愛に、私は衝撃を受けました。

人間て、凄いなと、思いました。

 

社会制度と様々な里親たちの中で、愛に飢え、認められることを求める主人公は、もがきながら時に過ちを犯しながら、必死に生きるすべを模索していきます。彼の心の内も赤裸々に描かれていて、関心のある人にはお勧めです。

 

シュモーさん

久しぶりに『アンビリーバボー』を見ました。

二つ目のエピソードで取り上げられたのが、アメリカ人のシュモーさん。

存在すら知らなかった人でした。

第2次世界大戦中、アメリカに住む日系人が収容所に追いやられる等の困難にある中、同じ人間じゃないかと、大学での教職を辞して、彼らを物心両面で支援する活動をしました。戦争真っただ中に敵国日本をルーツに持つ日系人を支援したアメリカ人がいたというだけで、ビックリしました。
やっぱりキリスト教精神はスゴイ! とあらためて感嘆しましたが、シュモーさんの活動はそれにとどまりませんでした。

広島への原爆投下で、罪のない民間人が10万人以上犠牲になったことにショックを受けた彼は、焦土となった広島の地に家を建てることを思い立ちました。
周りの冷ややかな反応に屈することなく、募金活動や軍・政府への渉外を続けて、4年後仲間と広島を訪れ、自ら汗を流しながら広島の人のために家を2軒建てました。単に原爆で破壊された家を再建するという目的ではなく、日本人とアメリカ人が共に家を建てる作業を通して、相互理解を深め、同じ人間として平和に生きていきたい、その象徴としての家を建てようとしたのでした。
その後更に10数軒、そして長崎にも、朝鮮戦争で廃墟となった韓国にも、家を建てる活動を続けました。

今は感動の余韻が残っていて、今夜知った事実だけを書いていますが、多くの皆さんにも知ってほしいと思います。

戦後72年、シュモーさんが広島に来て68年経って初めて、そんな生き方を貫いた人がいたことを知った晩でした。

小林麻央さん追悼特番を録画予約しました。

日本中が大きく胸打たれた小林麻央さんの生きざま、そして旅立ちのさま。
私もその一人です。

半端ないインパクトを受けました。

23日の午後、テレビをつけたら海老蔵さんの記者会見が始まりました。
「愛してる」と言って旅だった。
「自分を変えた奥さん」
・・・

そこで語られる愛の大きさ・強さに涙しながら、自分はなんと小さな事で葛藤しているのか、と気付かされました。そんな負の要因に振り回されていては、人生勿体ない!と。

翌日も、その翌日も、ニュース番組をつければ麻央さんのことが報じられ、その度に(同じことを聞いていても)涙を流しました。

今夜の特番の録画は、
この先私がまた些細な事で心が乱れた時、
見る為です。

東日本大震災の後、被災した校舎で行われた中学校の卒業式、
答辞で、涙を必死にこらえながら、
なぜこんな事が自分たちに起こるのか、分からないけれど、
「天を恨まず」生きていく、と言った中学生の姿に
私をはじめ多くの人が感動し、教えられました。
今でもそのことを語ると、目頭が熱くなります。

麻央さんの生きざま・愛しざまは、その中学生の言葉に負けないくらい、私を支えていってくれるでしょう。

“終活”なるもの

日曜日、知人のお葬式が二つありました。
80才と88才。どちらも真面目に一生懸命生きてこられた方でした。

式では、お子さんたちや奥様の、故人への言葉や参列者への挨拶で、涙・涙…また涙。

聞きながら、自分が逝く時は、どれくらいの人が参列してくれるかなぁ、どんな言葉をかけてもらえるかなぁ…などの思いがよぎりました。

巷では「終活」なる言葉が生まれ、逝く準備をどうするかが色々語られています(『…エンディングノート』なる本も以前出版社からいただきましたが、勿論手付かずです^^;)。

形も大切ですが、惜しまれるような生き方をすることが、私が心がけたい「終活」かな、と感じた日でした。

“The Shack” (『神の小屋』)

我が市の図書館には、アメリカの姉妹都市から贈られてきた書籍コーナーがあります。その恩恵をしっかり受けている私。2・3年前事故後に安静にしていた時期にも感動的な本との出合いがありましたが、昨年秋にはそれ以上の感動モノが…!

それが、”The Shack” (邦題『神の小屋』)という小説でした。

深い!…とにかく深いです!

キリスト教が背景にありますが、誰もが一度は疑問に思ったことのあるテーマが扱われているので、信仰の如何に関わらず読めると思います(一部のキリスト教会からは異端視され読まないよう言われているそうです)。人生における様々な不条理をどう受け止めて生きていくのか、主人公の人生を軸に、特別な存在との対話を通して、掘り下げられていきます。

読後、ネットで調べたら、自費出版からベストセラーになったとのこと。今月映画も公開されました。(すみれさんが主要キャストでハリウッドデビューした作品でした!)映画『アバター』の主演男優が主役を務めていることからも力の入れようが分かります。

日本で公開されたら話題になるだろうと思っていたのですが、日本での公開は未定と知り(残念!)、ブログで紹介しておこうと思った次第です。

日本語版が出ているようですので、関心ある方は是非本を読んでみてください。^^

私は沢山涙を流し、心が洗われました。

「すべて時にかなって美しい」

『新・良妻賢母のすすめ』をもとにした講座でお話しするのやめて、もうすぐ半年となりました。
時間が沢山余るかなぁと思いきや、結構忙しくしています。

自分の周りで起こる色々な事を見ると、
講師をやめて、他の方たちにバトンを渡して、よかったと思います。
宇宙の摂理とでもいうのでしょうか?(この表現、普通使わないかな?^^;)

若い時に聞いて印象に残った聖書の言葉、
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」

今あらためてしみじみと感じています。

来年はどんな事が起こるのでしょう?^^