ご褒美?

先回投稿をした翌々日の朝、母が旅立ちました。安心しかけていた最中の事でした。

でも不思議なものを感じます。

遠方に住んでいる為、実家に帰るのは年1回、でした、昨年までは。毎年夏、母と兄夫婦と私の家族7人(時に甥っ子も加わって)で一泊旅行が慣わしになっていました。昨年のシルバーウィーク、「今までで一番良かった!」と皆が口々に言うほど良い旅行となりました。そしてそれが最後の旅行ともなりました。

筋トレにも出かけ、元気だと信じていた母の最初の入院は4月でした。時を同じくしてその4月に実家の隣県のとある団体から講演の依頼がありました。講座として続いて月一で9月まで計6回隣県に行き、その都度実家に寄りました。7月末に3度目の入院。10月、11月も見舞いに行き、最後の年、計8回母に顔を見せることができたのです。

最初母が元気なうちは、隣県に呼ばれた事を単にラッキー!と思っていました。が、今になってみれば、神様が最後の親孝行の機会を与えてくれたのかと思います。母を中心に見れば、真面目に、自分の事よりも家族や人の事を優先して生き抜いた母へのご褒美かとも思います。

亡くなる2日前、いつものように病院に来た兄嫁に、「○○さんには本当によくしてもらったね、世話になったね。」と言ったそうです。「下に大勢親戚の人達が集まっているって」とも(勿論現実はそうではありません)。夕方入れ替わりに病院に来た兄にも「○○には随分世話になったね」。

人は旅立ちを予感して、最後の挨拶をしていくとは聞いていましたが、正に母もそうでした。

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ご褒美?」への4件のフィードバック

  1. 携帯にメールをいただき、お母様の訃報を知りました。心よりお悔やみ申し上げます。
    お会いしたことはありませんが 慈母観音のようなお母様であられたのだろうなと思います。私の母もそんな人でした。あなたのおl気持ちを考えると、6年前に母を送った自分に重ね合わせて涙が溢れます。 この世に生を受けてからずと、母親は特別な存在ですよね。いつかはこんな日が来ることはわかっていても なかなか受け入れがたい、この喪失感はなかなか埋められるものではありませんが どうぞいつもの笑顔を取り戻して元気になって下さいね。お母様はあなたを始め,回りの皆様の愛にささえられて幸せに旅立たれたことと思います。お会いして 思いのたけを語り合う日を念じつつ・・・・母上様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。   合掌  sugi

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    1. runchan、温かいメッセージ有難うございました。6年前runchanがお母様を送られた時、私は何も知らず、何もできなかったのに、思いやってくださって、感謝致します。
      春にお会いした時は、こんな事になるなんて夢にだにしませんでした。
      今度お会いする時は、私が先ず聞く側になりますね。

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  2. ブログを拝見しました。

    この度は誠にご愁傷さまでございました。
    お母さまのご冥福を心よりお祈り致します。

    とても素晴らしいお母さまでいらしたこと、また、岡先生も本当に親孝行されている様子が伝わってきました。私も見習わせて頂かなければ・・・と思うところばかりです。

    ご落胆もいかばかりかと存じますが、どうぞお気を強くなさって下さい。心よりお悔やみ申し上げます。

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  3. がんちゃん、お心遣い本当に有難うございます。
    昨晩NHKで、画家中島潔さんに関する番組を見ました。(テレビを見ないがんちゃんにテレビの話ばかりでゴメンナサイ。)18才の時母親を亡くして父親は再婚、以来故郷を離れていました。今年67才、春に5年越しで清水寺の襖絵を完成させ、また秋に病気を経験する中で、母親への思いを昇華させるに至ったそうです。
    それを見て、あまり表には出していなかったけれど、兄達の胸中いかに、と思わされました。

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