今なら分かる、独身時代に見た映画のワンシーン

暑い、暑い季節になりました。

最近思い出される映画のシーンがあります。

加藤剛主演(だったと思います)の『砂の器』。(う~む、何年前のでしょう?^^;)

犯人(加藤剛)の足跡を辿ろうとする刑事が独自で北陸方面(?)に向かおうとします。勝手にやることなので交通費はもちろん自腹。奥さんに「~に行く、金あるか?」みたいなことを聞くと、奥さんは「はい、大丈夫です」と返事。こっそり自分の着物を質に入れてお金を工面します。

何も考えていなかった独身時代、なぜか印象に残りました。

『新・良妻賢母のすすめ』に出合う以前の私がこの奥さんの立場に立ったら、絶対葛藤したと思います。「そんな余分なお金ない」「勝手に動いていいの?」「どうしてそこまで?」等々…

どうも私は、平等・対等といった意識が強いようです。主婦をやっていると、色々なお付き合いがあります。誰某からお見舞いに~円いただけば、それを記録しておいて、その人が入院した時には同額のお見舞いを包む、とか。快気祝いはいただいた額の半分をお返しする、とか。失礼のないよう、また負担を感じさせないよう、多すぎても少なすぎてもいけない。

その感覚があると、自分がした分だけ相手から返ってくることを期待する。期待どおりに返ってこないと不快な思いになる。

でも、相手から返ってこなくても、(達観している人は別として)愛がある人、与える側に立っている人は、不快になりませんね。

私の母は、与えることが喜びでした。他界する前年まで、帰省するたびに交通費プラスお小遣いをくれました。兄嫁のお母様も、娘がよいお給料をもらっていても、帰省すれば交通費をくれたそうです。そこに見返りを求める気持ちや打算はありません。

男の人も、愛を与える側に立っているので、本性的には通じるものがあると、ここ数年感じるようになりました。打算や計算ではなく、愛する家族、親族、時に友人に対して、できることはやってあげたいんですね。

また、より良い仕事・納得の行く仕事をしたい、信念を貫きたい、という思いが強いことを『新・良妻賢母のすすめ』を通じて学びました。その思いを尊重することが大切だということも。

家計の管理に関してアンデリンさんの考え方と形は異なりますが、映画の中で刑事の奥さんが着物を質に出す世界が(できるかどうかは別として)最近になってようやく理解できるようになりました。

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