『トータル・ウーマン』

結婚前、先輩に薦められて『トータル・ウーマン』という本を読みました。とてもワクワクする内容で、独身時代にそれを読んだ私はラッキーでした。今は絶版になっているので、ご存じない方も多いかと思います。

先日、アンデリンさんのドキュメンタリー・フィルム、パート7を見たら、なんとその著者マラベル・モーガンは、”Fascinating Womanhood” (『新・良妻賢母のすすめ』原著)の講座の生徒でした!

1970年代、アメリカで『新・良妻賢母のすすめ』認定講師は700人を数えました。生徒の数は推して知るべし、です。29年間講師をやっていた、という方もおられます。(脱帽!)

モーガン女史は『トータル・ウーマン』で、『新・良妻賢母のすすめ』に詳しくは書かれていない性に関する内容を書きましたが(内容は覚えていません)、それ以外は全て『新・良妻賢母のすすめ』に基づいた内容でした。本はベストセラーになりました。(だからこそ、邦訳もされたのですね。)

“トータル・ウーマン”という表現自体、天使的側面と人間的側面を併せ持った理想的女性を表すものとしてアンデリンさんが用いた言葉です。モーガン女史の本には、アンデリンさんの本からの引用を示すような断りや脚注は一切ありませんでした。その事を法的に訴えるべきとの声も上がりましたが、結局アンデリンさんは何の行動も起こしませんでした。

人を、カップルを幸せにするメッセージが伝わりさえすれば、その形は問わない、と彼女が考えたからかどうかは知りません。あくまで私の想像です。

私自身、同じような内容を日本の他の書籍にも見つけますし、自分の訳書の文章をそのまま持ってきて使っている記事を読んだこともあります。その時はさすがに唖然とし気持ちが落ちましたが、内容に同意していればこその“引用”だと自分を納得させました。

モーガン女史の『トータル・ウーマン』は、間違いなく私の人生にプラスをもたらしたのですし…。

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