『スカーレット』

「プハーッ!…」
ビールのCMでよく見るシーンではありません。

夢中になって読んだ本を読み終えた(読み終えてしまった)時、私が発する音です。

先月押入れを整理していたら、20年近く前に読んだ『スカーレット』が出てきました。ご存知『風と共に去りぬ』の続編です。他に読む本もなかったこともあり、今の方が色んな意味で読解力があるだろうと、再読し始めました。

続編であることから、どうしても原作と比較され、厳しい批評が少なくなかったようですが、独立した小説として読めば、物凄く読みごたえがあり、先へ先へと読み進めさせる力があります。

そこには、20年前の私には読み取れなかった、主人公スカーレットの人として、女性としての成長が描かれていました。
彼女が、自分が愛しているのはレットだと気づいた時、彼の方は彼女への愛に疲れ果て、彼女のもとを去ります。「もう君への愛は使い果たしてしまった。何も残っていない」彼女が追いかければ追いかけるほど、彼は心を閉ざし離れようとします。
彼に自分を追いかけさせなければ駄目だと考え、レットのもとを去ったスカーレットは、様々な出来事に遭遇し、絶望し、孤独を味わいながらも、必死に生き、学んでいきます。

彼女が行きついた境地、
「彼を愛してるなら、彼にしがみつこうとしては駄目。彼に自由を与えられる人間にならなければ。キャット(娘)を愛すればこそ、(自分の思い通りにしようとするのではなく)好きに(自由に)させているように。」

そんな彼女に再会し、彼は彼女の成長を感じ取ります。「君は変わった。別人のようだ」「もう一度君を最初から知り直さないといけない」

二人の新たなスタートで、物語は終わります。

 

共感することが沢山ありました。

次は、『風と共に去りぬ』を引っ張り出して読もうかな…なんて思っています。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中