ようやく始めた嫁の務め

5月くらいに、主人の母からお墓のことを頼まれました。
お墓の水を切らさないようにしてほしい、ということでした。
頼まれるまで知らなかったのです! 義母が2・3日に一度はお墓に行って、仏様用の水や花の水を新しくしていたことを!

体力的に負担になってきたので、バトンタッチしたいとのこと。義母の姑もずっとやっていて、晩年になって義母に引き継いだそうです。

私の故郷では、お墓はお寺の敷地内にあります。お墓とはそういうものだと思っていました。お盆や法事等特別の時だけ、草むしりをし、掃除をして、花を供えるものだと思っていたのです。

主人の故郷では、お墓は自分の土地にある家が珍しくありません。岡家の墓も、家から車で数分の土地にあります。こちらに来た時は少し驚いたのですが、違いはそれだけだと思っていました。お墓参りは、やはり特定の機会にだけしていました。(嫁に要求しない、有り難いお姑さんです。)

お墓の水を切らさずにおくという習慣は、こちらに来て20余年、知りませんでした。
主人の母は、特別に信心深いタイプではありません。まじめで働き者、とても良心的なタイプです。でも「仏様の水がなくなったら可哀相だ」という思いはあって、何十年も守ってきました。お供えには、花の木を買いなさい、と教えてもらいました。日持ちがいいそうです。

今、雨が降らない限りは二日に一度、猛暑時には毎日、水を足しに行っています(基本、出かけるついでにお墓をまわって行っているのですが)。花の木はまだ買い替えなくていいかなぁ、なんて思いめぐらします。まだ新人なので、判断に自信がないのです。

実際やってみて、これを何十年、忙しい中にもやり続けてきた、その母の歩みの重みを感じます。

古くから言われていることですが、「嫁」は「女」に「家」と書く、その意味を改めて自分の中で受け止めています。

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